福岡で債務整理ならさがら司法書士事務所の身に覚えのない借金の返還を求めて届いた請求に対し、時効援用により30万円の借金がなくなった事例：解決実績

ある日、Dさんの元に身に覚えのない書類が届きました。
差出人を確認してみると○○債権回収株式会社や○○弁護士法人などと書かれていました。
中身を空けてみると、内容は良く分かりませんでしたが、数十万円もの請求金額が記載されていました。
勿論、払うつもりは全くありません。
新手の詐欺かな？と思いましたが、気になって夜も眠れなくなり、司法書士に相談してみることにしました。

差出人が○○債権回収株式会社や○○弁護士法人といった場合、架空請求は考えにくいです。
そのため、差出人に対して受任通知を送ったところ、取引履歴や契約書が返送されてきました。
Dさんにその内容をお伝えしたところ、ちょうどその頃に交際していた人が私の名前を利用して借りていたかもしれない・・・とのことでした。
最終利用日から7年程経過していることが取引履歴から判明したため、差出人に対して時効援用通知を送ったところ、無事に消滅時効で処理できました。
身に覚えのない通知であっても、元々の契約者がご本人になっている可能性はございます。
そのまま放置していると、「判決」を取られ、消滅時効ができなくなってしまうかもしれません。
気になる請求書等はご本人で判断されず、専門家に相談することをお勧めします。